上映作品

『ENCUNTERS』(ゆったり版) 第1部上映

監督:飯塚貴士 2011 30min

マックスは、友人ジョンを誘い、のどかな田舎へ失恋旅行に向かう。が、突然怪物が現れ、旅行はエキサイティングなものへと一変する。

昨年、『ショートピース!仙台短篇映画祭』公募部門でのお急ぎ版(20minバージョン)上映以降、 国内はもとより、イギリス、ドイツ、カナダ、韓国、台湾の海外映画祭でも爆笑を巻き起こした冒険作の“ゆったり版”が仙台初上映。
お急ぎ版では謎だった事実もこれを観れば明らかに。今回は、本作品に加えて、飯塚監督の某映像作品も上映予定。



『へんたい』 第1部上映

監督:佐藤周 2011 13min

毎晩一人暮らしの若い女性を襲う悪質極まりない変態男がいた。ある夜、彼は道でぶつかったOLを高校時代の同級生と勘違いして彼女の家に侵入する。しかし、それは悪夢の始まりだった...。

学生残酷映画祭2011にて、高橋ヨシキ氏に「独自の歪んだ世界観は蠱惑的」と言わしめる等、審査員に絶賛され、グランプリと観客賞をダブル受賞。予想不能の展開に驚愕必至!



『夏に生れる』 第2部上映

監督:村上賢司 1998 76min

映像作家・村上賢司は兄嫁がそろそろ出産しそうだと聞き、その様子を撮影するため、実家のある群馬県高崎市に里帰りする。
しかしいくら待っても子供は誕生しない。たまたまヒマ潰しに入ったテレクラに熱中してしまう賢司。だがいくらアポが取れても女達はやってこない。しかもやっと出会えた少女の様子がすこしおかしい。
いつか虚構的記憶の時空トンネルに迷い込み、混沌世界にダイブする賢司。はたして彼は現実の日常世界に無事生還できるのだろうか?それとも…。

第10回ゆうばり国際ファンタスティック映画祭オフシアター部門グランプリ受賞作。世界各国の映画祭でも上映され、今回ゲストのトム・メスがロッテルダム国際映画祭でこの作品を観たことにより、
日本映画レビューサイト“MIDNIGHT EYE”立ち上げを発案したとまで語る衝撃作がついに仙台で上映。



『フジカシングルデート』 第2部上映

監督:村上賢司 2007 29min

フジカシングル8という映像メディアは確実に死んでしまうことが決定した。8ミリカメラを手にする村上。シャッターボタンを押すと「映画」が始まる。
それは彼の不倫の軌跡だ。フィルムに焼き付けられたその映像は官能的であり、とても儚い。なぜならそれは「死」に向かって真っ直ぐに歩むしかないメディアから生み出された、中年男の「願い」の幻影でしかないのだからだ…。

ゆうばり国際ファンタステック映画祭、バンクーバー国際映画祭、レインダンス国際映画祭で正式招待上映された鎮魂の個人映画。



inserted by FC2 system